Life-ism

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メッセージとの出会い

今年はこころとからだに関する本をかなりたくさん読んだけど、テーマが違うのになぜか同じようなメッセージが出てくる、ということが本当に多い。

なんでも突き詰めていくと「ひとつの場所」にたどり着く、ということなんだろう。

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例えば

・自分の空間を守る。他人の空間も守る(立ち入らない、侵さない)

・自分の責任のみを果たす。他人の責任を奪わない

「自分の~」で始まる前半部分だけだと「自分だけを大事にする」と見えるかもしれない。けれど「他人の~」の後半部分を含めると、解釈が違ってくる。

こうして、自分を大切にできる(=愛する)ようになると、他人のことも大切にできる(=愛する)ようになり、他人から大切にされる(=愛される)ようになると、あらゆる本に書かれている。

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ずっと昔に読んだ、アルコール依存症患者の家族向けの本にも、同じメッセージがあった。

「患者が負うべき責任を、家族が代わりに負ってはならない」と。

具体的には、二日酔いの患者の代わりに、家族が会社へ欠勤の連絡を入れてはならない。お金を持たずに飲んだ患者の代わりに、家族が飲み屋の支払いをしてはならない。などなど。

患者の責任を患者自身に負わせることで、患者は「自分でできる」という自信と「家族から信頼されている」という感覚(自己肯定感)を取り戻し、患者の回復が促され、家族もラクになって、一石二鳥ということなのだ。

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もっと若い頃(10代、20代)にこれらのメッセージと出会っていればなぁと思うけれど、当時の私は、同じメッセージに触れても今のような解釈ができなかったかもしれない。

胸に響くメッセージと出会えるのは、そのメッセージがもっとも必要なタイミングで、なんだろう、とも思う。