Life-ism

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おつかれ登山

この週末は久しぶりに夫と登山に出かけた。どうやら最高のお天気らしいと天気予報で知り、別の用事があった夫に無理を言って同伴してもらった。このところ、数秒ほどの短いめまいを何度か起こしたり、睡眠が浅かったりで体調が良くなく、無理に山に行ってバテないか心配だった。

目当ての大菩薩嶺には、いくつかの登山コースがある。夫はトレーニングだからと勾配のきつい尾根のコースを歩きたがったので、私はもっともゆるいコースを歩くことにして、山頂で待ち合わせることにした。

夫と別れてから、ひとりで黙々と歩く。初めてこのゆるいコースを歩いたときは「お年寄りや幼稚園児向けのハイキングコースだね。手応えがまったくないね」なんて言っていたのに、足が重くて息が上がって情けない。本当に体調が悪い。

ホーホケキョとウグイスが鳴いている。声の主を探してみるけれど、ウグイスはめったに人間に姿を見せることはない。すぐ近くで鳴いているのに、姿は見えない。そうして時々立ち止まりながら、鳥の姿を探したり、道端のお花を眺めたりしているうちに、楽しい気持ちになってきて、やっぱり山に来てよかったと思った。

どうにか稜線の峠に着いたが、夫からは連絡がない。夫が登ったコースの頂点に向けて稜線を歩く。稜線は2000メートルを超えているので森林限界に近く、ほとんど木が生えていないおかげで、すばらしい展望が楽しめる。左手に見える立派な富士山と、まだ雪が残る南アルプスの稜線を眺めながら、ゴロゴロした岩のがれ場を登る。登りきったあたりで、夫から電話。コースタイムの半分で登った!と張り切っていた。

鞍部にある避難小屋で風を避けながらお昼を食べ、私が登ってきたゆるいコースを2人で下った。夫が「一人で登るのは、ただひたすら自分との戦いになって楽しさがなかった」と言っていた。私は、経験を分かち合える二人歩きも好きだが、連れに気遣わずに好きなだけお花を観察したり、写真を撮ったり、自分のペースで歩けるひとり歩きも好きだ。

帰りの道中で頭痛が始まった。登山中の水分と塩分の摂取が足りていなかった時にいつも表れる症状だ。 私は日常から水分摂取が少なめなので、登山では意識して多めに飲まないと水分不足になるのだ。

2ヶ月半ぶりの登山で、体力が期待値にまったく届いていないのを痛感した。ここしばらく頭と精神の疲れ(同じか?)がたまっていて、体力まで落ちてしまったように思う。セルフコントロールにセルフケア、こつこつと積み重ねて良い状態に持っていこう。