Life-ism

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これ1冊で必要十分

一昨年あたりから、「ミニマリズム」や「シンプルライフ」がマイブームとなり、ブログ記事や本を多く読んできたのですが、ようやくこれと思える本と出会いました。

これまで読んできたブログ記事や本は、著者の主張や日々の暮らしの中でのさまざまな工夫や愛用品を紹介した、自己紹介と商品紹介で完結しているものばかりでした。それを読んだ人は、「これをそのまま真似すれば、こんな生活が送れるようになるんだ」という期待を抱き、工夫を真似し、同じ商品を買い揃えます。けれど、おそらく続かずに挫折します。なぜなら、視線が「他人」に向いているからです。

この本の著者は「自分とあなたは違う」、「今の自分と将来の自分も違う(自分は変化している)」ということを常に指摘し、「今の自分にとっての必要十分」を見つめるように導いています。他の著者と同様に、この著者も著者なりの工夫と愛用品を紹介していますが、読んでいる方は「真似しよう」ではなく「じゃあ、自分も自分なりの工夫と愛用品を見つけていこう」という気持ちになるのです。

これを読んですぐに実践したのは、ペン立てにささっていた中途半端なペン類の処分でした。黒だけインクがなくなった3色ボールペン(3本もあった)を捨て、年に数回しか使わない筆ペンは引き出しにしまいました。頻繁に使う一軍選手だけになったペン立てのすがすがしいこと!