Life-ism

生活者が発信しています。暮らしの知恵。こころとからだの健康。

上達するために

昨年の引越しで、駅から少し遠くなった(徒歩で5分ほど)こともあり、外食の機会がめっきり減りました。そのため、食に関しては家庭料理でできるだけ家族の満足が得られるようにと、日々の献立に工夫を凝らしています。

最近、トンボとオヤッさんは「家で食べるごはんがいちばん美味しい」と言ってくれます。特にトンボは「外でどんなに良いネタの寿司を食べても、家でお母さんのごはんを食べた方が身も心も満たされる」と言ってくれます。とてもうれしいです。

私は、自分が料理上手であるとはこれっぽっちも思っていませんが、家族みんなが喜ぶ健康的な家庭料理を作ることにおいては、ずいぶん腕が上がったと思っています。結婚して家族の料理を毎日自分で作るようになってから、24年も経ちました。24年間、ほぼ毎日同じ思いでごはんを作ってきたので、それが実になったのでしょう。

父の実家は料亭で、父は料亭の料理とまかないを食べて育ったので、舌がとても肥えていました。一方、母は下町の庶民の家庭で育ちました。結婚して初めて父に「菜っ葉と油揚げの炊いたん」を作って出したとき、「何これ?こんなん食べたことない」と言われて恥ずかしい思いをし、料理教室に通い、たくさんの料理本を買い揃え、和洋中の料理を覚えて、父の舌を満足させる料理を作れるようになりました。

料理に限らず、どんなことでも、自分なりのこころがけをしながらこつこつ長く続けていると、スタートは下手でも、けっこうなところまで達することができる、ということを、この人生で学びました。上達するために本当に必要なものは、技術や道具よりも、「○○できるようになりたい」というこころがけと、ひたすら続けることです。