Life-ism

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病(やまい)の気

11月の初めから、重いこころの病気を患っている人とたびたび接することが続いています。

私個人の感覚ですが、こころの病気を患っている人と接していると、病の気に感染します。それは、風邪をひいている人と接すると、風邪のウイルスに感染するのととても良く似ています。

免疫が円滑に機能すれば、ウイルスに感染しても退治して発症に至りませんが、免疫の機能が落ちているとウイルスが増殖して発症します。病の気も同じで、病の気を打ち消す健康な気が豊富にあれば問題ないのですが、病の気が強くて健康な気が足りなくなると、病の気に徐々に冒されます。

ここひと月ほど、感染した病の気を打ち消すために、日々努力しています。私は、生まれつき健康な気の乏しい体質(腎虚)なので、自分のケアをいいかげんにしていると、病の気の勢いにたちまちやられてしまうのです。

こころの病気は、本人だけでなく周囲も巻き込みます。こころの病気を患った人が身近にいる方はよくわかると思います。例えば、こころの病気を患った人が発する言葉は、周囲をとても動揺させます。その言葉は病気が言わせているのですが、そう意識していなければ、まともに受け取ってしまいます。

病気が言わせた言葉を家族がまともに受け取っていると、病気が癒えたときに本人を苦しめることがあります。だから、病中の人の言葉は、病気が言わせている言葉として認識しておくのがいいのです。

例えば、高熱に冒されて寝込んでいたときは看病してくれた家族をありがたがったくせに、元気になったら一人のほうが気楽で良い、家族なんて邪魔だと言う人がいます。弱っているときと元気なときでは、思考が違うのです。

病中の人の言葉を病気が言わせている言葉として聞くことも、病の気に冒されないためのコツのひとつです。